【プロテイン】というと、筋肉ムキムキのマッチョな人や、アスリートだけが飲んでいる・・・というイメージがある方もいるかもしれません。
しかし近年の健康ブームや、新型コロナによる運動不足を解消しようと、筋トレやダイエットをおこなう人が増加していくなかで、生活に【プロテイン】をとり入れている人が増えています。
最近では、スーパーやコンビニなどで手軽にプロテイン飲料が買えるのも、「プロテイン需要」が高まっているからかもしれませんね。
シェルパでもトレーナーはもちろん、お客様も食事改善のひとつとして、プロテインをとり入れていらっしゃる方がほとんどです。
そこで今日は、筋トレ初心者やダイエット中の人はもちろん、健康的な体をつくりたい人から注目されている【プロテイン】についてお話ししたいと思います。
そもそも【プロテイン】とは何なのか
【プロテイン】とは、日本語で「タンパク質」のことです。
タンパク質は、人間に不可欠な「三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)」のひとつ。
私たちが日々、肉や魚、豆類、たまごなどといった食品からとり入れている食品にも多く含まれています。【プロテイン】は、この動物性や植物性のタンパク質を主原料からできた「栄養補助食品」になります。
筋トレやダイエット中の人に【プロテイン】がオススメな理由
では、なぜ筋トレやダイエット中の方(初心者の方もふくむ)に、プロテインがオススメかというと、次のような理由があります。
プロテインは質のよい筋肉をつくるうえ欠かせない!
プロテインの主原料でもある【タンパク質】は20種類ある「アミノ酸」からできています。
タンパク質は人の体を構成する筋肉、骨、皮膚、臓器などを構成するだけでなく、ホルモンや血液などをつくるうえでも重要な役割を果たしてくれるのです。
とくに美しく引き締まった体を目指すときの「筋肉」をつくるうえで、このタンパク質は不可欠な成分といわれています。
タンパク質はどのくらい一日に必要なのか
ではタンパク質は1日あたり、どのくらいの量を摂取すればよいのでしょうか?
厚生労働省・日本人の食事摂取基準(2020版・スライド集より)の表にもあるように、1日あたりのタンパク質の摂取推奨量は、18~64歳の男性で65g、女性で50gとなっています。
上記の推奨量は、あくまで目安です。
シェルパでは、お客様の運動量や体力や体重・体質はもちろん、それぞれの目的に対して、トレーニング内容と食事指導の内容を作成しています。そのさい、一人ひとりに見合ったタンパク質の摂取量を算出し、提案しています。
食事だけでは補えないタンパク質を素早く摂取できる
「普段の食事で肉や魚を食べていてタンパク質も摂れているだろうから、わざわざプロテインを飲む必要はないのでは?」と思う人もいるかもしれません。
もちろん、日々の食事だけでタンパク質をしっかりと補えるのであればよいのですが、忙しい現代人にとって、良質なタンパク質だけを毎日きっちりとり入れるのは、なかなかむずかしいもの。
そんなとき、プロテインなら素早く効率的に、タンパク質を取り入れられます。
筋トレやダイエットなどの大敵となる【脂質】の摂りすぎを防げる
私たちのお客様のなかにも「タンパク質をたくさんとろう!」するがあまり、カロリーオーバーしてしまう方がいらっしゃいます。
たとえば、脂質の多い鶏の皮や、バターたっぷりの魚のムニエルなど、日々の食事にはどうしてもタンパク質だけでなく「脂質」もしっかり摂ってしまうことが多くあるからなんです。
脂質は、筋トレやダイエットにおいてまったく排除してしまうのもいけませんが、過剰に摂取してしまうのはやはりNG。せっかくトレーニングやダイエットを頑張っても、なかなか目指す体にはと到達しづらくなってしまいます。
そこで、プロテインを食事にとり入れることで、余分な脂質を摂ることなく、体に必要なタンパク質を簡単で効率的に摂取できます。
プロテインにも種類があります
プロテインにもいろいろな種類があるのですが、代表的なものは次の3つです。
①ホエイプロテイン
牛乳から精製され、吸収が早いのが特徴のが【ホエイプロテイン】です。
ホエイプロテインは、筋肉の修復効果も高いことから、トレーニングでつかわれた筋肉を回復させたい時に最適です。
シェルパでは、お客様に、このホエイプロテインをオススメしています。
トレーニング後の体の回復を早める「必須アミノ酸」がバランスよく含まれているから
なぜ、ホエイプロテインがいいのかというと、タンパク質を構成する【アミノ酸】が関係しています。
動物性タンパク質は、胃で分解されアミノ酸として体に取り込まれるのですが、この「アミノ酸」のなかには、「必須アミノ酸」というアミノ酸があります。
これは、体内ではつくられず食事から補給しなければなりません。
ホエイプロテインの原料である「動物性タンパク質」には、人間の体に近く、吸収されやすい必須アミノ酸がバランスよく含まれているため、私たちはホエイプロテインを推奨しています!
②カゼインプロテイン
ホエイプロテインが水溶性で吸収が早いのに対し、カゼインプロテインは不溶性で、体への吸収がゆるやかというのが特徴。
ダイエット中やトレーニングがオフの日の間食などに向いているといわれています。
カゼインプロテインもホエイプロテイン同様、牛乳でつくられているのですが、先述したように体への吸収がゆるやかなため、胃で分解されにくいのです。
さらに胃を素通りして腸へと流れ込み、腸が荒れてしまう「リーキーガーット症候群」という現象を引き起こしてしまうこもあるため、シェルパでは今のところとり入れていません。
③ソイプロテイン
その名のとおり、ソイ(大豆)でつくられたプロテインです。
ほかの2つのプロテインと異なり植物性タンパク質になるので、いわゆる「イソフラボン」パワーで、女性のホルモンバランスを整えたり美肌効果にも役立ちます。
しなやかな肉体を効果的につくるという点では、ホエイプロテインの原料である動物性タンパク質のような効果は得づらいかもしれません。
どちらかというと、トレーニングのために、というよりは「健康な体づくりのサポートで採り入れたい」という人に好まれています。
このように、プロテインも種類よって作用も異なるので、自分に合うものをトレーナーに相談するのもよいでしょう。
プロテインを摂取するタイミングと飲み方
次に、プロテインを飲むタイミングや飲み方についてお話しします。
飲むタイミングは「トレーニング後」「食事として」「間食として」が理想
プロテインを飲むタイミングは、次のようなタイミングがオススメです。
①トレーニングの後
トレーニング後は、使った筋肉をできるだけ早く修復したり、栄養補給すべきタイミング。とくにトレーニング後30分以内にプロテインを摂取すると筋肉へ送られるアミノ酸の量がぐんとアップします。
②食事として
先ほども少しお話ししましたが、日々の食事でタンパク質をしっかりとることがむずかしい場合がある方もいらっしゃると思います。
「今日は、忙しくてタンパク質がちゃんととれてないな」
「昼は外食だったから、夜のタンパク質はプロテイン中心で」
など、それぞれのライフスタイルの状況に応じて、食事としてとり入れてみてもよいでしょう。
③間食として
ダイエット中の方が、おなかがすいたとき、ついつい間食をしてしまいそうなときにプロテインはもってこいです。
甘いものやスナック菓子には糖質や脂質がたっぷり。ダイエットを成功させたいのであれば、「間食したいなぁ」というときこそ、タンパク質が豊富なプロテインに間食を置き換えることで、糖質や脂質のとりすぎを防ぐことができます。
どうやって飲むのがいいの?
次に「プロテインは水、牛乳?どちらで溶かして飲むのがいいの?」という点もお客様からよく質問されるおですが、結論から言うと「水」がよいでしょう。
プロテインは、すでに余分な脂質や糖質を取り除いたタンパク質なので、牛乳だと脂質や糖分を加えてしまうと体への吸収や効率が悪くなってしまうからです。
味もココアや、キャラメルなど飲みやすいようなフレーバーがプラスされたものも多く、水でも充分飲みやすいので、ぜひ素早く体内にタンパク質を吸収させるという意味でも、水に溶かして飲んでください!
トレーニングしない日でも飲みましょう
「トレーニングしてしない日はプロテインは飲まなくていいい」と思う方もいるかもしれませんが、実はトレーニングのない日でもプロテインは飲むべきです。
その理由としては、トレーニングをするしないにかかわらず、筋肉は「合成」をしようと「頑張って増え続けよう!」としているからです。
トレーニングのない日も間食などでプロテインを飲むことで、つねに筋肉をつくり出せる体づくりをするとよいでしょう。
【プロテイン】は筋肉アップやダイエット、健康な体づくりのサポート役
今回は【プロテイン】についてのメリットや、オススメのとり入れ方などをご紹介しました。
今まさに、筋トレやダイエット中の方はもちろん、これから体を変えていきたいと思っている初心者の方や健康を維持したい人にとって、まさに体づくりの「ベースサプリ」です。
良質なタンパク質をとり入れつつ、ビタミンやミネラルなど、ほかの栄養素もバランスよくとり入れていくことで、より効果的に体の中から健康になっていただきたいと思います。
シェルパは、心と体の健康をお客様と一緒につくります
長々とご紹介しましたが【プロテイン】だけでなく、ほかのサプリメントなども同様ですが、これらは健康な体をつくるうえでのひとつの手段です。
さらに言うと、健康な体づくりを実現し維持していくことは、お客様それぞれの目的を達成するだけではなく、心の健康や幸せにもつながっているんです。
シェルパはお客様の「心と体の健康」を、それぞれのペースに合わせ少しずつゆっくりとつくりあげていきます。
「今こそ自分を変えたい!」と思っている方、ぜひお気軽にお問い合わせください。